こんにちは、トモ先生です。

2018年お正月!
いよいよやって来ましたパキスタンのモヘンジョ・ダロ!

紀元前2500〜1800年の間に繁栄して最大で4万人が住んでいたとされるインダス文明の都市遺跡で、1980年にユネスコの世界文化遺産に指定されています。

<ユネスコ的な名称>
モヘンジョ・ダロの考古遺跡
Archaeological Ruins at Moenjodaro

実はこのモヘンジョ・ダロ、なんでも現在に至るまでインダス文字の解読ができておらず、いつ・誰が・どのように都市を作ったのか全然分からないため、世界4大文明の中で一番謎の多いミステリーな遺跡とされています。
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↑それではこの門をくぐり抜けて遺跡見学スタート!午前11時になりやっと気温が上がってきました。

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↑まずは学校の教科書に必ず載っているといってもいいインダス文明の「神官王」がお出迎え。

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↑乾季で湿度が低くて大地がキメの細かいパウダー状の土なのでめっちゃ埃っぽい!サングラス以外にリップクリームと保湿液とウエットティシュ必携です!

トモ先生は何一つ用意してこなかったがな!

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↑しばらく歩くといきなり視界が開けてきて目の前遺跡が佃煮。

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↑遺跡見学を初めて一番最初に目につくのがこのストゥーバ。インダス文明の遺跡の「上」に後になってから作られた仏教遺跡で、高さ15mほどあるため全体を見渡せる展望台の役割もしています(観光的に)。

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↑おっと、いきなり写真撮影の依頼が。パキスタンの人たちは写真を撮るのが大好き。それも、滅多に見ない外国人と一緒に写真を撮るのが大好き。

お互いのカメラで撮りっこしておしゃべり、近所のラルカナから来たそうです。

トモ先生…ウルドゥ語まだ少し覚えてる…せっかく勉強したんだから忘れないようにしなきゃな。

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↑遺跡は基本的にどこも一定サイズのレンガで作られています。この「一定サイズ」というのが重要らしく、厳密な階級制度が有り中央集権制度が整っていたことを示すそうです。

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↑これは水路。でも水路かもしれない、というだけで正確なところが全く分かっていないところになんだか魅力を感じます。

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↑井戸も有り〼。

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↑もちろん涸れているけどね。

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↑崩れた遺跡周辺はなんだか白っぽい。これ全部「塩」。地中から上がってきた塩分がレンガを浸食してどんどん崩壊させているんですね。

なので、このままではいつか完全に遺跡が消えて無くなってしまうとも。

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↑先ほどのストゥーバを過ぎてさらに奥へやって来ました。ここは集会所だったとされる場所。

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↑ふと遠くを見やると地平線。なんもねえなあ…。

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↑なんか変な形の遺跡があるなあ、と遺跡内を歩いていて違和感をおぼえたのですが、これレンガの上から土をかぶせているんですよね。どうやらこれは塩害の進行を少しでも遅らせるための苦肉の策だそうです。

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↑ここは沐浴場だとされている場所です。なんでもレンガの隙間にタールを塗込んできちんと防水加工していたというから驚き。

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↑ここも水路のようですが2m以上ありそうな高さ。一体何を流していたんだろうねえフフ。

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↑ここは穀物庫として使われていたそうな。ただ穀物の痕跡が一切発見されていないということでw 研究者たちは一体なぜここを穀物庫だと推測したのか?ww

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↑沐浴場からストゥーバを臨む。定番のショットですね。

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↑おっと記念撮影2回目。お次はハイデラバードからやって来た大学生グループです。政治学部で勉強してるんだって。

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↑さて、遺跡を満喫したのでそろそろ次へ移動しましょう。モヘンジョ・ダロの敷地内は意外にも緑が豊かで、時間があればのんびりできそうですよ。

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↑駐車場のそばに唯一のお土産物屋さんがありました。ショッピング初心者がどう優しく見てあげても欲しい物ががなさげだったのでパス。出土品のレプリカが中心のようです。

昔々、学校の授業で習った「モヘンジョ・ダロ」。机の上で聞いた場所にまさか本当に来ることができただなんて感謝感激!

次回は、コート・ディジー砦へ向かう道中のお話をしますねー。


モヘンジョ・ダロの考古遺跡/Archaeological Ruins at Moenjodaro
<遺跡・博物館入場料>
大人300ルピー
子ども100ルピー
<遺跡開館時間>
夏期8:30-19:00/冬期9:00-17:00
<博物館開館時間>
夏期8:30-12:30,14:30-17:30/冬期9:00-16:00

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