こんにちは、トモ先生です。

ここ数年で高層コンドミニアムや大型ショッピングモールが建ち並び、その風景が激変しているバンコク。古い建物がどんどん取り壊され新しい時代の都市に変わっていく様をこの目で見られるのは非常にエキサイティングですが、同時に寂しさもおぼえるトモ先生…。

さて今回は、1930年代のバンコクの古き良き時代の住居をそのまま保存している民俗博物館「Bangkok Folk Museum(Bangkokian Museum)」をご紹介します。期待しないで行ったけどめっちゃ楽しかった☆
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↑博物館入口。最寄りの国鉄(MRT)フアランポーン駅から約1.2kmの距離にあります。どこの駅からも離れているので、ジャルンクルン通りなどの周辺散策をしないでここだけに行くなら車が一番楽だよ。

ちなみにこの博物館は入場無料です☆うれしいね。

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↑緑豊かな庭を抜け最初に見える建物は、1937年に建てられたスラヴァディ家の邸宅。

ここは個人の邸宅でしたが、古き良き時代のバンコクの生活様式と周辺地区の歴史文化を後世に残すため、2004年にバンコク市に遺贈されたそうです。

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↑ここで靴を脱いでお邪魔します。磨き込まれた木の床が「良家の邸宅」って感じ。

ここにはタイ語または英語で無料ガイドをしてくださる女性がいます。必要であればじっくり説明してくれますし、そうでなければ放っておいてくれるので自分のペースで見学できるよ。

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↑はーん♡もうお好きな方にはたまりませんね。80年前にタイムスリップしたかのような錯覚におちいるほど維持管理がしっかりしています。

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このステキなお部屋、写真では伝えきれないのでぜひ実際に見て欲しいよ。

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↑2階へ上がってみましょう。階段もステキだねえ。

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↑2階にもたくさん部屋がありますが、エアコンの無い時代に建てられた住居だけに風の取り入れ方に工夫があるみたい。ここにはタイの磁器コレクションの展示も。

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↑当時のスラヴァディ家が実際に使っていた生活用品などが展示されています。

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↑おおっと、敷地奥にはさらにもうひとつ建物があるよ。

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↑ここはスラヴァディ家オーナーの義父であるフランシス医師の住居兼診療所だったそうです。

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↑診療所だけあって、当時の医療器具や衛生用品の展示もあります。

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↑広い敷地内には計3棟の建物があって、最後のこの建物は比較的新しいのかな。

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↑この建物だけエアコンがあるので涼しくて気持ちいいw 主に生活道具が多く展示されています。

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↑これは昔のマッチ箱だね、お好きな方にはたまらないであろうコレクショ
ン。

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↑料理好きのトモ先生にとっては当時の台所用品も面白いなあ。欲しい道具がたくさんw

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↑そして2階の部屋は、博物館のあるバーンラック地区やジャルンクルン通りの歴史と文化を紹介するコーナーになっています。ただ、説明文のほとんどがタイ語なのでこれはちょっと残念…できたら英語でも希望。

駅から離れているので気持ち的にはほんのり行きにくいのですが、バンコクの生活文化を知る施設として大変興味深いものでした。周辺散策も楽しいので、週末にぜひ行ってみてください!


名称: バンコク民俗博物館/Bangkok Folk Museum(Bangkokian Museum)
場所: 273 Saphan Yao Alley, Khwaeng Si Phraya, Khet Bang Rak, Bangkok 10500
電話: 02-2337027
開館: 9:00-16:00(月曜お休み)
FB: https://web.facebook.com/BkkMuseum/

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