こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
11月の話になるのですが、バンコクで開催されたASEAN首脳会議の関係で突然仕事が4連休に。これはチャンスだということでw 久しぶりの台湾へ行ってきました。
この日は丸一日台南観光。主にオランダ統治時代、日本統治時代のコロニアル様式(風)の建物を中心に訪ねます。かなりボリュームがあるので2回に分けますね。
- 台南駅
- 赤崁楼
- 旧台南測候所
- 旧台南合同庁舎
- 国立台湾文学館 (旧台南州庁)
- 旧日本勧業銀行台南支店
- 林百貨店
- 旧台南武徳殿
- 葉石涛文学紀念館
1936年に建てられた台南駅は2019年11月現在絶賛改修工事中で、建物にはカバーがかけられていて全体を見ることができません…。ただ駅構内には普通に入れるので、美しいアーチや柱を見ることはできます。
いずれ鉄道が地下化される計画ですが、この台南駅舎は保存され一部ホテルになるみたいですよ。
まずやって来たのは、古都台南の一番の観光スポット赤崁樓(せきかんろう)/Chihkan Tower。入場料(50元=約180円)。
ここはオランダ人によって築かれたお城の跡で、もともとダッチコロニアルな建物があったそうなのですが、それを壊した上に中華風の建物が建てられています。オランダ時代の名残は、基礎部分に残る入り口跡のみ。
台湾気象庁台南支局の隣に建つのは1898年に建てられた元台南測候所。中に入ることはできませんでしたが正十八角形のかわいい建物です。
旧台南合同庁舎は日本統治時代からの消防署。現在は消防史料館になっていますが、左半分の建物は現在でも現役の消防署です。
まるでヨーロッパに来たような国立台湾文学館 (旧台南州庁)は、入場無料の文化施設として台南市民に愛されています。
1937年に建てられた旧日本勧業銀行台南支店はどっしりした重厚な造り。現在は土地銀行台南支店となっています。
こちらは日本のガイドブックに100%必ず載っている林百貨店。1932年に創業した百貨店をそのまま利用して、現在はオサレ雑貨やお土産を買う観光客でにぎわっています。屋上には神社も。
日本統治時代の1936年に建てられた道場で、警官や学生の稽古場として利用されていました。小学校の敷地内にあるため中には入れませんでしたが、外から見ることができます。
ここは台南山林事務所だった建物で、現在は葉石涛という台湾文学者の史料館になっています。