こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
昨年の話ですが、2019年12月に中国へ行ってきました。
バンコクを早朝に出発し中国・北海(Beihai)のホテルにチェックインしたトモ先生。
ホテルに荷物を置いてお茶を一杯飲んだらさっそく北海の市内観光に出発です。
まずは古い騎楼(きろう)建築の建物が並ぶ「北海老街(Beihai Old Street)」を歩いてみましょう。約1.2kmの通りは、中国国内旅行者に人気の観光地なので昼夜問わず観光客でにぎわっています。
通り沿いにある写真中央の建物は、1930年代に当時日本人が薬局を営んでいたという「丸一薬局跡/Maruichi Drugstore」。
日本人・中野順三さんは中国人の奥さんと子供たちに囲まれ生活していたそうですが、1936年に抗日暴徒に襲われ亡くなったそうです。
写真中央の建物は「介堂家庭図書館/Jietang Family Library」。英語の説明がなかったので建物の由来はわかりません。
ちなみに、北海市に指定された歴史建築は写真のように看板が設置されているのでわかりやすいかと思います。でもこの看板が小さくてね…w
そして約1.2kmの北海老街を端まで歩くと、突き当たりに古い建物がありました。
写真の3階建ての洋館は、1877年に広西チワン族自治区で最初に建てられた旧税関「北海関大楼旧址/Former Beihai Customs」。
門が閉まっていたので残念ながら中に入ることはできませんでしたが、中国の皆さんは門をこじ開けて中に入っていました…多少の強引さは必要なのかなw
北海関大楼旧址の前の緩やかな坂道を少し歩くと、また違う西洋風の建物が見えてきました。
ここは「北海近代郵政歴史陳列館/Beihai Modern Postal History Hall」。
1896年に建てられた旧郵便局で、現在は中国の郵便の歴史を紹介する博物館になっています。トモ先生は残念ながら開館時間に合わなくて内部を見学していません。
【開館時間】9:30-12:00/14:30-17:30(月火休館)
この白亜の洋館は当時の旧イギリス領事館「英国領事館旧址/Former British Consulate Building」で、1885年に建てられた北海初の外国領事館です。
北海第一中学校の敷地内にあり、現在は歴史博物館として開放されていますが、こちらも残念ながら開館時間内に訪問することができず外観だけの撮影です…。
【開館時間】9:30-12:00/14:30-16:30(月休館)
英国領事館旧址のすぐそばにあるハチミツ色の建物は、1905年に建てられた当時のドイツ領事館「徳国領事館旧址/Former German Consulate Building」です。
とてもステキな建物なのですが、ドアが全て閉じられており館内を見学することはできませんでした。この歴史的建造物、银瑞大酒店というホテルの駐車場敷地内にあります。
北海市内の西洋建築をいくつか見学した後、再び北海老街へ戻ってきました。北海老街の一本南を平行に走る細い通り「民建一街/Minjian 1st Street」。Googlemapには載っていない細い通りです。
この通りにも歴史的建造物が多く残っているらしいので歩いてみましょう。
写真右側のレンガ造りの建物は「宣仙楼旧址」。詳細をメモするのを忘れてしまったのですが、昔のレストラン跡だそうです。
現在は一般住居なので内部は見学できません。
この廃墟もどうやら北海市の指定歴史建築みたい。
「電報局旧址/Former Telegraph Office」と書いてあります。1884年に建てられた電報局の跡みたいですね。
この通りは観光地にはなっていますが、あまり写真をバチバチ撮る雰囲気ではありませんでした。普通に人住んでいるしね。
通りの最後に北海老街方面へ折れる極細の通り「獏乳巷/Gemleman Alley」がありました。ここも歴史があるそうなのですが英語の説明がないのでよくわからず…。
写真のような細い道を通り抜けると北海老街に出ることができます。が、この道が細くて細くて、人とすれ違うのは大変そうです。
市内の西洋建築や歴史的なものを一通り堪能したので、一日観光の締めくくりにビーチへ行ってみることにします。市内を走る路線バスに揺られること約30分。
北海市南部の「北海銀灘/Beihai Silver Beach」へやって来ました。
このシルバービーチ、訪れたのが12月なのでさすがに海水浴をしている人はいませんが、夏のシーズンは行楽客でとてもにぎわうそうです。
遠浅のため海水の透明度はそれほどではありませんでしたが、予想を遥かに上回る白砂のキレイなビーチです。
いかがでしたか?北海には他にもまだまだたくさんの見どころがありますが、一日観光ではこれくらいが限度かな。近郊の島や自然も堪能するなら丸2日以上は欲しいところです。
どうです、北海に行ってみたくなったでしょう?