こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
バンコクに住んでいて「週末や連休にどこかへ行こうかなー」と思った時、真っ先に思い浮かぶのはどこですか?
チェンマイ?プーケット?ホーチミン?ペナン島?シンガポール?
タイは、カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシア4カ国と国境を接していますし、LCCの安いチケットが手に入れば近場のASEAN諸国へ1泊や2泊で本当に気軽に遊びに行くことができます。
旅行好きな方にはたまらない便利な立地のタイですが、特に首都バンコクからは実に多くのフライトが周辺諸国にバンバン飛んでいます。中には「え?そこってどこ?」というような変わった目的地もちらほら。
今回は、バンコクから直行便(途中乗り換え無しの経由便含む)フライトで3時間以内、日本人旅行者にはまだあまりなじみがないと思われるちょっと変わった旅行先10選をお届けします。
*出張の多い方の中には「え?そこなら月イチで行ってるし全然珍しくもないんだけど!」なんていう方もいらっしゃるかと思いますが、ここではあくまで旅行先として取り上げています。
バンコクから中国・広西チワン自治区の北海(Beihai)へは、春秋航空(9C)が週2便で運航中(2019年12月現在)
イギリスとの煙台条約によって1876年に開港した「北海」は、街中に当時の西洋建築が残る静かな港町。美しいビーチや新鮮なシーフードを楽しむために中国国内からたくさんの観光客が訪れます。英語はほとんど通じませんが、観光インフラが整っているので旅行はしやすいですよ。
- 银滩/Silver Beach
 - 北海涠洲岛/Beihai Weizhou Island
 - 珠海路步行街/ZhuHai Lu BuXingJie
 - 北海近代建筑/Beihai Modern Architecture
 
バンコクから中国・海南省の三亜(Sanya)へは、タイ・エアアジア(FD)が週4便で運航中(2019年12月現在)
ベトナムにほど近い中国・海南省の海南島南部にある三亜は「中国のハワイ」とも呼ばれるリゾート地。世界チェーンの高級ホテルが建ち並び、ゴルフやマリンスポーツなどアクティブなリゾート滞在ができます。
- 南山寺/Nanshan Temple
 - 亜龍湾/Yalong Bay
 - 三亚珠江南田温泉/Sanya Zhujiang Nantian Spa
 - 三亚湾/Sanya Bay
 
バンコクからカントーへは、タイ・エアアジア(FD)が週3便で運航中(2019年12月現在)
ベトナム南部のカントーは、豊かな農村地帯を巡るグリーンツアーや水上マーケットが観光客に人気のメコンデルタ最大の都市。ホーチミンシティからバスで4時間ほどかかりますが、バンコクから直行便で行くことができます。
- メコン川クルーズツアー
 - カイラン水上マーケット/Cai Rang Floating Market
 - オールドハウス/Binh Thuy Communal House
 - フランス植民地時代のコロニアル様式の建築群
 
バンコクからハイフォンへは、ベトジェットエア(VJ)が週3便で運航中(2019年12月現在)
ハノイから東に約120kmの港湾都市ハイフォンは、世界遺産ハロン湾に最も近い空港。街並みもしっとりと落ち着いていてハノイとはまた違った趣があります。ハノイ〜ハイフォン間の移動も簡単なので2都市を周遊してみても楽しいですよ。
- 世界遺産ハロン湾ツアー
 - ズーハン寺院/Du Hang Pagoda
 - ハイフォン・シティ・オペラハウス/Hai Phong City Opera House
 - フランス植民地時代のコロニアル様式の建築群
 
バンコクからラオス・サワンナケートへは、ラオス国営航空(QV)のパークセー経由便が週3便で運航中(2019年12月現在)
ラオス第二の都市サワンナケートは、一国の第二の規模の都市とは思えないほどのんびりとした静かな街。世界からの観光客を魅了するような見どころは特にありませんが、フランス時代の古い建物が多く残る街を歩くと、まるで時が止まったかのような錯覚に陥ります。
- フランス植民地時代のコロニアル様式の建築群
 - サワンナケート恐竜博物館
 
バンコクからラオス・パークセーへは、ラオス国営航空(QV)が週4便で運航中(2019年12月現在)
ラオス南部の最大都市パークセー。市内には特に見どころはありませんが、郊外には世界遺産ワット・プー、シーパンドン、ボラベン高原など魅力的なスポットが数多くあり、パークセーを南部観光の拠点にする外国人観光客はとても多いです。
- 世界遺産ワット・プー遺跡
 - シーパンドン/4000アイランド(コーン島)
 - ボラベン高原
 - フランス植民地時代のコロニアル様式の建築群
 
バンコクからカンボジア・シアヌークビルへは、タイ・エアアジア(FD)が週4便で運航中(2019年12月現在)
手付かずの美しい自然だけではなく、中国による大規模開発などでも話題にのぼるカンボジア南部のシアヌークビル。欧米人観光客にはシアヌークビル沖合のロンサム島、ロンサレム島が人気です。首都プノンペンからは陸路で5時間ほどかかりますが、バンコクからは直行便フライトでわずか1時間ちょっと。
- ロンサム島、ロンサレム島でのリゾートステイ
 - オトレスビーチ
 - 各種マリンスポーツ
 - カジノ
 
バンコクからインドネシア・北スマトラ州のメダンへは、インドネシア・エアアジア(QZ)が週7便で運航中(2019年12月現在)
スマトラ島の最大都市であるメダンは、バンコクから距離的に一番近いインドネシア。市内にはオランダ植民地時代のコロニアル建築の建物が数多く残り、異国情緒あふれる街並みは散策を楽しいものにしてくれるでしょう。またメダンはインドネシア有数のグルメタウンとしても有名で、B級グルメの名店が市内各地に点在しています。郊外は自然が豊かでオランウータン観察ツアーも人気。
- オランダ植民地時代のコロニアル様式の建築群
 - マイムーン王宮
 - グランドモスク
 - ブラスタギ高原
 - ブキッラワンでのトレッキング、オランウータン観察ツアー
 
バンコクからインド・グワーハーティーへは、ノックエア(DD)が週2便で運航中(2019年12月現在)
インド・アッサム州のグワーハーティーは、市内に多くの寺院があり、郊外には大自然が広がるアッサム州の最大都市。ミャンマーと国境を接するこのインド東部地域は、インドでありながら東南アジアに近い雰囲気があります。
- ポビトラ野生動物保護区ツアー/Pobitora Wildlife Sanctuary
 - カマーキャー寺院/Kamakhya Temple
 - ウマナンダ寺院/Umananda Temple
 - アッサム州立動物園/Assam State Zoo
 
バンコクからインド・ガヤーへは、タイ・エアアジア(FD)が週7便、タイ・スマイル航空(WE)が週7便で運航中(2019年12月現在)
仏教四大聖地の一つである世界遺産マハーボディ寺院のあるブッダガヤは、ヒンドゥー教の三大聖地でもある宗教都市。今まではバンコクからコルカタやデリーで乗り継がないと行けませんでしたが、現在は直行便で3時間で行くことができます。
- 世界遺産マハーボディ寺院/Mahabodhi Temple
 - 菩提樹/Bodhi Tree
 - ブッダガヤ仏像/Great Buddha Statue
 - 印度山日本寺/Indosan Nippon Japanese Temple
 
いかがでしたか。どこもバンコクから近い割に、バンコクから行く旅行先としてまだそこまで知名度のないところが多いかと思います。今回取り上げませんでしたが、最近人気のベトナム・フーコック島もバンコクから直行便フライトで簡単に行くことができますよ。
さあ、次のお休みはどこへ行きますか?
