【ほぼリアルタイム紀行】西洋が薫る中国の港町〜北海・湛江

こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。

昨日の朝から中国に来ています。前回の中国旅行は2018年2月の汕頭(Shantou)以来なので2年近くご無沙汰でした。さてさて今回はどのような旅行になりますことやら…。

バンコクから北海(ほっかい/Beihai)へ

今回バンコクから広西チワン自治区の北海まで、生まれて初めて中国のLCCである春秋航空(Spring Airlines)を利用しました。値段がとても安かったのでプレミアムエコノミークラスを利用したのですが、至れり尽くせりのサービスでLCC感ゼロのとても快適なフライトでした。

騎楼(きろう)が建ち並ぶ北海老街(オールドストリート)

やって来た北海はめちゃくちゃお天気!老街と呼ばれる古い通りにある民宿にチェックインしたトモ先生はさっそく街歩き開始。

ここは、騎楼(きろう)と呼ばれる中国・広東省から始まったとされる特殊な建築様式の建物が観光地として整備されています。ほとんどがレストランと土産物店で占められていますが、食べ歩きをしながら散策する中国人観光客でにぎわっていました。

西洋風建築が残る北海の街並み

北海は1876年のイギリスとの煙台条約によって開港した街で、市内には当時建設された西洋風建築の建物がいくつも現存しています。写真のハチミツ色の建物は1886年に建てられた旧ドイツ領事館。

ビーチリゾートも楽しめる北海

北海とその周辺地域は、中国でも有名なビーチリゾートということで、北海中心部から路線バスで気軽に行ける「銀灘/シルバービーチ」へ行ってみました。もう水の冷たい季節なので泳ぐことはできませんが、キメの細かいパウダーサンドと予想以上に透明度の高い海はなかなかでしたよ。

北海の名物は新鮮なシーフード

港町北海の名物は何と言っても新鮮なシーフード、その中でも特に有名なのが牡蠣で、生牡蠣や焼き牡蠣をメニューに出すお店がたくさんありました。

だがしかし、トモ先生は牡蠣が苦手…そしてここ北海は外国人旅行者がまず訪れない土地なので、旅行者向けの「名物料理を盛り合わせたおひとりさまメニュー」なんていうものが存在せず。

海老やお魚が食べたくても到底一人では食べきれない量だしどうしよう…。

というわけでシーフード入りの焼きそばと餃子で手を打ちましたw プラスビールで炭水化物てんこ盛りだけど美味しかったですよう。しかし焼きそばと餃子もかなり量が多かったww

北海から広東省の湛江(たんこう/Zhanjiang)へ

今日は午前中のバスで北海を出発して広東省の湛江へ。バス自体は快適だったのですが、予想以上に時間がかかってしまって湛江に到着したのが午後14:00過ぎ。日没までに観光しなくちゃ!

迷子覚悟でバスを途中下車

路線バスでお目当の観光スポットへ向かう途中、車窓から見えた風景があまりにも「ときめいた」ので、ここがどこだか全然分からないのに本能で途中下車w

フランス租界時代の建物が多く残る湛江

ここ湛江は旧フランス租界だった街で、当時のフランス風建築の建物が市内のいたるところに残っています。ちょっと路地へ入っただけでもうお好きな方にはたまらない。

ただ、観光客が多く訪れるようなところではないので、生活の息吹が感じられる代わりになんだか写真も撮りにくい雰囲気があったりなかったり…。

湛江でのお目当はこれ「广州湾法国公使署旧址」という旧フランス領事館の建物です。市の文化財に指定されているので職員さんも比較的観光客慣れしており、館内の博物館へも無料で入館できます。

「ぶらじる丸」の現在の姿

湛江の海浜公園に係留されているこの大型客船は、第二次大戦後、日本人移民を南米に輸送するために建造された「第二ぶらじる丸」。

1996年に解体のため上海へ曳航されましたが、湛江の中国企業に買収され「海上都市」というパビリオンになっています。ただ、12月5日現在閉鎖されてしまった模様。

疲れ果てたのでスーパーでお買い物

今日は限られた時間でなるべく多くの建物を見たくて市内を駆けずりまったのでヘトヘト。ゆっくりご飯を食べる力もないのでスーパーでお買い物をしてすぐにホテルへ。

偶然にもホテルのそばにウォルマートがあってよかった。

ウォルマートのお惣菜コーナーで買ったアヒルロースト弁当。これで200円だなんて文句なぞありませんw 冷たいビールと一緒に完食してシャワー浴びたら猛烈な眠気がすぐそこまで…。

明日は早朝移動なのでこれでおやすみなさい、また明日。

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