こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
世界一周旅行20日目@パラグアイ・イグアス日本人移住地。
朝、アルゼンチンのブエノスアイレスを出発し、飛行機とバスを乗り継いでやって来たのはパラグアイのイグアス日本人移住地。
ここは戦後に開発された日本人移住地で、一世の方々が現役でお元気でいらっしゃいます。小さな街ですが、なんだかのんびりしていてとてもステキなところです。
ここイグアスには、日本人の方が経営されている宿泊施設が何軒かあるのですが、トモ先生やはり相部屋というかドミトリーが苦手なんですよね…イースター島でのトラウマもあるしw
というわけで、全室個室で付かず離れずの対応をしてくれそうな「福岡旅館/Fukuoka Pension」に2泊しました。
福岡旅館外観。通りには看板の類いが一切ないので、GooglemapやMAPS.MEを見ながら行くか、あとは近くの人に尋ねるかしないとたどり着けません。
お庭にはかわいいワンコが何頭もいます。
最初はめっちゃ吠えられたんだけど、慣れると「お腹なでて!ねえお腹なでて!」と甘えてきます。
特に旅館のレセプションなどはなく、ここいらへんから「こんにちわー!」と大きな声を出せば女将さんかご主人が出て来てくれます。
通されたお部屋はかなり広いツインルーム。天井も高くて気持ちいいです。
1泊朝食付き宿泊代金(150,000グアラニー=約2,700円)。
室内にエアコンはありませんが、天井に扇風機があるので暑くても比較的快適でした(4月宿泊時)。
ご主人の手作りだという家具は温かみがあって、これだけで和んでしまいます。
デスクそばには電源もあるのでPC作業する時にうれしいね。テレビはNHKが映ります。
ただ…残念なことがありまして…この宿のWifiがほとんど通じなかったんです…速度がめっちゃ遅くて…。
女将さんの話しでは、季節や吹く風によって接続状況が変わるということなのですが…2泊の滞在中ほとんど利用できませんでした。
でもせっかくだからデジタルデトックスでもしましょうかね。
女将さんがお部屋に日本茶を持ってきてくれました、ホッとするね。
バスルームはシャワーのみですが清潔で広め。お湯もジャンジャカ出ます。
バスアメニティはシャンプー、リンスに石けん。歯ブラシは持参しましょう。
料金に含まれる朝食は、現地食、日本食、福岡家特製(鍋焼きうどん)の3種類から選べます。
トモ先生は毎朝日本食をいただきました。
オムレツ、冷奴、納豆、サラダ、漬け物、茄子の煮浸し、ご飯に味噌汁にデザートのチェリモアフルーツまでお腹いっぱい!
パラグアイでこんなステキな和朝食がいただけるなんて最高!
敷地内はかなりゆったりとしていて、手入れされた庭がステキ。
ご主人がすべて手入れしているそうで、田舎の民宿に来たようなほっこり感があふれています。
旅館内には日本食のレストランもあって、宿泊客だけではなく地元のお客さんもたくさん来ていました。
メニューの数は多くないもののどれも美味しそう。
まずはビール(12,000グアラニー=約220円)で乾杯。パラグアイのビールは大瓶が1リットルサイズ!
夕飯に食べたカレーライス大盛り(35,000グアラニー=約630円)、焼き餃子(12,000グアラニー=約220円)。
田舎の食堂でおばあちゃんが作る味って感じで美味しい。
そしてレストランの本棚にはレア書籍が何冊もありました。
30年以上前に発行された地球の歩き方!現地日本人会発行の記念誌!
きっとお好きな方にはたまらない貴重な書籍だと思いますよ。時間のある方はぜひじっくり読んでみてはいかがでしょう。
日本人の女将さんとご主人は、基本的にこちらからリクエストをしない限りほったらかしにしてくれるので、自分のペースで滞在したい人には最適な宿だと思います。
他の日本人客とも交流したい!みんなでワイワイしたい!という方は、別の日本人宿がいいかと思います。
この福岡旅館での2泊は、人生で久しぶりに熟睡ができた最高に幸せな滞在でした、また泊まりに行きたい…。
名称: 福岡旅館/Fukuoka Pension
場所: イグアス日本人移住地。バスが停車するガソリンスタンドから約700m、徒歩10分。
電話: +595 632 20214