こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
11月の話になるのですが、バンコクで開催されたASEAN首脳会議の関係で突然仕事が4連休に。これはチャンスだということでw 久しぶりの台湾へ行ってきました。
今回は台北ではなく中南部を周遊するため、まずは台北からアロハバス(阿羅哈客運)に乗って一気に台湾南部の高雄まで移動しました。
予約したホテルに荷物を預かってもらいさっそく観光開始です。まずは、高雄郊外にある「台湾糖業博物館(橋頭糖廠)」へ。ここは日本統治時代の製糖工場跡ですが、クラシックな建物が保存されているということで興味津々です。
高雄市内を縦に走るMRT(地下鉄)レッドラインで北へ約30分。MRTは定時運行で清潔で安全、旅行者も気軽に利用できる便利な公共交通機関です。
橋頭糖廠という駅で下車します。目的地と駅名が同じだとわかりやすくていいよね。
さて、ここは駅前広場なのですが…博物館はどこ?
駅前に地図があったのでよく見てみると…どうやら敷地がめちゃくちゃ広いみたいだ。これは見るところを絞らないとかなり時間がかかるぞ。
というわけで、トモ先生は興味のある駅前から左側のエリアを散策してみることにしました。
ここが台湾糖業博物館の入り口、ですが、日本統治時代に建てられた古い建物が保存されているというので、まず先にそちらを見に行きます。
うわあ!平屋建ての日本家屋って感じの立派なお宅がありました。
1940年に建てられたこの木造建築は、当時の製糖工場長の宿舎だったそうです。
途中にはこんなステキな並木道もあって散策が楽しくなります。ノスタルジックなカフェもあったりして雰囲気満点。
この建物はさっきの日本家屋とは打って変わってヨーロピアンな感じ。1901年に、当時としては珍しい鉄筋コンクリートで建てられた台湾製糖工場株式会社の事務所だったところです。
こちらも1901年に建てられた当時の社員倶楽部。ダッチコロニアルな雰囲気でステキな建物ですが、現在は土産物店や展示室が入っていました。
敷地内には防空壕跡もあり、内部を見学することもできます。
それでは敷地奥にある製糖工場跡に入ってみます。現在は一部エリアが博物館になっています。
こちら名称は博物館なのですが、廃工場っぷりが一部のお好きな方に人気らしく、台湾の人も日本の人もみなさん真剣に撮影してました。
お好きな方にはたまらない。
もうたまらない人にはたまらないんでしょうね。
お外に出ると、当時サトウキビを運搬するために利用した専用鉄道が保存展示されています。
そうそう、ここは敷地がとても広いので、写真のようなペアサイクルやスクーターなどをレンタルして楽に観光することもできるそうですよ。料金等は現地で尋ねてくださいね。
たくさん歩いたらお腹が空いてきちゃった。駅前に有名らしき肉まん屋さんがあったので、ここで軽く朝ごはんにします。
筍肉まんと台湾ミルクティー(60元=約220円)。
ミルクティーはタピオカ抜きでミルクティーだけにしました。甘さがガッチリ効いてて歩き疲れた身体に染みるーw
肉まんは、シャキシャキの筍がたっぷり入っていてかなり食べ応えがあって満足満足。これでお昼ご飯の時間まで観光パワーを維持できそうです。
トモ先生は古い建物や廃墟が大好きなのでもうめちゃくちゃに楽しみましたが、特に旅のテーマがなくて高雄旅行が初めての方は、無理に時間を作ってまで行かなくてもいいんじゃないかなあと思いました。高雄滞在中にヒマな時間が半日以上あって、どうしようかなあと迷っている場合なんかにおすすめです。
名称: 台湾糖業博物館(橋頭糖廠)
場所: 825高雄市橋頭區糖廠路24號
電話: +886 7 611 9299#5
開館: 9:00-16:30