【シンガポール】からゆきさんの眠る日本人墓地公園を訪ねて

こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。

9月の話になるのですが、LCCのプロモーションチケットがあまりにも安かったので週末にシンガポールへ行ってきました。

友人がシンガポールに住んでいるので、いつも滞在中は買い物したり飲みに行ったりするだけなのですが、今回は「シンガポール日本人墓地公園/Singapore Japanese Cemetery Park」へ車で連れて行ってもらいました。

ここには、シンガポールで亡くなったからゆきさんのお墓もあるということで、マレーシア・サンダカンの日本人墓地に引き続き訪問します。

シンガポール日本人墓地公園への行き方

MRTを利用して行く場合は最寄りのKovan駅より約1.3km、徒歩だと約20分といったところでしょうか。

閑静な住宅街の中にたたずむ日本人墓地公園の入り口。車でしたらこのまま敷地内を中に入って行くと奥に駐車場があります。

この日本人墓地公園は、シンガポール日本人会によって維持管理されているそうです。

公園内でのポケモンGoは禁止されています。以前墓石を壊されてしまったようですね…。

日本人墓地公園内

約30,000平米の広さの公園内は非常にゆったりとした空間で、散歩や写真撮影で訪れるシンガポール人もちらほら。

入り口付近にはとても見やすい日本語のイラストマップがありました。

これはひのもと地蔵尊。太平洋戦争終結後、日本への帰還船を待つことなく亡くなった日本人の冥福を祈るために建てられた地蔵尊です。

シンガポール初の日本人医師である中野光三氏の記念碑。

公園内には写真のような花のトンネルがあり、花の咲き乱れる季節には多くの人が写真撮影に訪れるそうです。トモ先生たちが訪問した日も撮影の方々が何組も。

蚊取り線香の発明者である上山柑翁氏の石碑。

こちらは二葉亭四迷の石碑。

こちらはからゆきさんの精霊菩提。

この樹の下にお墓があります。

からゆきさんのお墓のようです。

公園内にある御堂。御堂には賽銭箱があります。日本人墓地公園の維持管理には多額の費用がかかるということで、日本人会では寄付を募っているそうです。

最後に

日本人墓地公園内には他にも戦没者慰霊碑やからゆきさんのお墓がありましたが、あまりパチパチ写真を撮るのも失礼なのでお墓自体の写真はほとんど撮っていません。

シンガポールへ観光旅行に行ってこの日本人墓地公園を訪れる機会はまずないと思いますが、公共交通機関でも行けないことはありませんし、中心地からタクシーでもそこまで遠くないと思います。お時間がありましたらどうぞ。

名称: シンガポール日本人墓地公園/Singapore Japanese Cemetery Park

場所: 22 Chuan Hoe Ave, シンガポール 549854

電話: +65 6468 0066

開園: 8:00-18:30

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