タイの4連休を利用してやってきたインドネシア・西スマトラ州のサワルント。
オランダ植民地時代の炭坑町がユネスコの暫定世界遺産となっているサワルントには、当時からのコロニアル建築が佃煮のように盛りだくさん。徒歩でまわれる小さな町ですが、夢中になりすぎてお昼ご飯を食べるのをすっかり忘れていましたw
せっかく西スマトラ州へ来ているので有名なパダン料理を食べようと入ったのは、メインストリート沿いにあるレストラン「Rumah Makan Ande」です。
↑お店は元ホンダショップだったのかな?写真では見切れていますがホンダショップが目印です。
↑店内はごちゃごちゃした食堂といった雰囲気。お店の子どもらしき子がうろうろテーブルの下で遊んでいるのもなんか微笑ましい。
↑店頭のショウケースに並んだたくさんのおかずの中から、自分の食べたいものを指差すとお皿に盛ってご飯と一緒にテーブルまで運んでくれます。簡単に済ませたい時は、最初からご飯のお皿におかずを盛り付けてもらうのもアリ。
本来のパダン料理は、客がテーブルに着いたと同時に料理をじゃんじゃか勝手に運んできて、客が手をつけた料理の代金だけ支払うというスタイルですが、最近はそうでもないみたい。すっごい数のお皿が必要だし、特に小さなお店は負担が大きいもんね。
↑写真手前の料理はDendeng Baladoといって、揚げたビーフジャーキーと唐辛子を使ったこの地方の名物料理。奥は揚げたお魚さんの唐辛子和えです。どちらも色は真っ赤ですが、辛味の少ない品種の唐辛子を使っているので野菜の感覚で美味しくいただけます。
↑こちらは揚げた塩魚とナスとジャガイモの唐辛子炒め。こちらも辛味の少ない品種の唐辛子を使っているので見た目よりマイルドです。塩魚の塩気と油を吸ったナスがめちゃくちゃにウマい!
↑これはキャベツとニンジンのカレー風味の煮浸し。とても優しいお味で箸休めに最適。
↑そしてこれがサンバル!唐辛子ベースの非常に辛いペーストです。本来はご飯やおかずと一緒にいただくものですが、トモ先生はこの時コンディションが万全ではなかったのでサンバルは遠慮しましたw
写真のお料理にアイスティーを2杯頼んでお会計(45,000ルピア=約350円)。
パダン料理はインドネシア全土で食べられる非常にポピュラーな料理ですが、やはり本場でいただくと一味違いますね☆
店名: Rumah Makan Ande
場所: Jl. A. Yani, Pasar, Lembah Segar, Kota Sawah Lunto, Sumatera Barat
電話: 0812-6713-1257
営業: 8:00-22:00