こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
世界一周旅行28日目@ブラジル・サンパウロ。
南米滞在最終日は夜のフライトでサンパウロを出発します。朝からリベルダーデ地区の日本人街や日曜市を散策しましたが、まだまだ夕方までめいっぱい市内観光をしますよー!
さてお次、リベルダーデから地下鉄に乗ってやってきたのはサンパウロ美術館(Museu de Arte de São Paulo)。
1947年開館のこの美術館は、ヨーロッパやアメリカではない南米にありますが、西洋美術のコレクションが充実しすぎていることから「奇跡の美術館」と呼ばれています。南半球屈指の美術館とも。
あまりゆっくり観る時間はないけど行ってみよー!
パウリスタ通りに面するサンパウロ美術館の建物は1969年に建てられたもので、赤い4本の柱で支える高床式の独特な建築。
地下鉄Trianon-Masp駅から徒歩5分くらい。案内サインがあるので分かると思うよ。
ちょこっと常設展示をのぞいてみようかなーという気軽な気持ちで来たんですけどなにこの大行列?!w
なんでも、ブラジル人に大人気のアーティストの企画展狙いでこの行列ができているそうで、チケット買えるのいったい何時だよ…と途方に暮れていたら、英語の話せる親切なおじさんが余った優先入場チケットを原価で1枚譲ってくれました!やったー!
美術館入館料(40レアル=約1,160円)。
大行列の原因は、タルシラ・ド・アマラル/Tarsila do Amaral(1886-1973)というブラジル人女性画家の企画展があるから。
チケットを譲ってくれたおじさんとお話したら、彼女は超有名でブラジル人はみんな大好きなんだよ、と。すごい人気なんだね、日本には国民みんなが大好きな画家さんっている?
優先入場チケットを使っても、展示室入口にたどり着くまでに1時間45分かかりました!すげえ!
結局2時間近く待ってやっと展示室へ。展示室内だって大混雑なんだから!w
なんだかむにゅむにゅっとした作品ですな。
ゴーギャン感あふれる一品。
タルシラさん自画像。
タルシラ展がかなりの大盛況で混雑しているので、トモ先生は一通り観た後に上階の別の展示室へ。
ここは…常設展示室かな?企画展示室とはうってかわってとっても静か。
ここの作品展示の特徴は、作品を強化ガラスで挟んで展示するという点。
作品自体は前から、キャプションや詳細な説明は後ろから、と楽しめます。
美術館にはトータル3時間いたんだけど、そのうち半分が待ち時間だってねwww
興味がないと市内観光に美術館を組み込むことはなかなかありませんが、サンパウロ市内観光にぜひ組み込んでもらいたいおすすめの文化施設です。
名称: サンパウロ美術館/Museu de Arte de São Paulo
場所: Av. Paulista, 1578 - Bela Vista, São Paulo - SP, 01310-200
電話: +55 11 3149-5959
開館: 10:00-20:00(火土日), 10:00-19:00(水木金), 月曜休館
URL: https://masp.org.br/