春休みの旅行はいろいろな用事を兼ねてインドネシア周遊。
ほぼリアルタイム的な旅をちょこちょこアップしていきまーす。
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4月2日(月)
明け方から降り続いた猛烈な雷雨で何度も起こされながら、やっとウトウトし始めた頃に6時のアラームが鳴る(涙)。
口にライトをくわえ、停電した宿の部屋で手探りしながら荷支度とシャワーを済ませチェックアウトしてから目の前の空港へ。今日は朝8時のフライトでバンダネイラ/Banda Neiraへ向かうのです。
ただ…昨晩の雷雨の影響か朝になっても空が厚い雲に覆われたまま。有視界飛行のプラペラ機なので、天候が回復しないと出発できないとのことで空港で1時間待機。
↑9時過ぎ、やっと雲の間からお日様が顔をのぞかせ始めたので離陸決定。スシ航空/Susi Airという、インドネシアの地方部を旅したことのある人しか知らない航空会社のプロペラ機に乗りますドキドキ。
先週フライトスケジュールがかなり乱れたためか今日はキャンセルが多く、定員15名のプロペラ機に搭乗したのはトモ先生入れてたったの5名w
なんかもうチャーターフライトみたいになってきたので、客同士で自己紹介をし始めたら、なんと同じ便の乗客の中にABBAさんという聞き慣れた名前が…。
ABBAさん…ABBAさん…あれ?たしか…トモ先生が以前からめちゃくちゃ泊まりたくて泊まりたくて3ヶ月前からメール送りまくっているのにずっと満室続きのコロニアルホテルのオーナーの名前と一緒だ…。
「あの…失礼ですが…島でホテルとか持ってらっしゃいます?」
「おう!…ん?もしかして君…メールで何回も問い合わせてしてきた人?」
大ピンポン!!!
当たりくじ引・い・た!!!
「運がいいねー!今日だけたまたま1部屋キャンセルが出たんだよ。1泊だけでいいならどうぞウエルカム!」
↑というわけで幸運の女神が微笑んだホテルはここ、古いオランダコロニアル建築の邸宅を大改装してオープンした「Cilu Bintang Estate」。
敷地内のどこを撮っても映える最高のコロニアルホテル。こんなにステキなホテルなのに一番お安い部屋は3,000円台からあるんですよ、めっちゃ掘り出し物物件ですよ☆
オーナーのABBAさんはとっても気さくな、でも商売人。楽しく話していたら、いつの間にか気付いたらオプショナルツアーの申し込みをしていましたw まるで魔法にでもかかったみたいw
↑というわけですぐさまスペイン人老夫婦と3名でスパイスツアーに出発ー。ホテルのあるバンダネイラから小舟に乗ってバンダブサールという隣りの島へ。
昨日は天気が悪くてかなりの高波だったらしいのですが、今日はとっても穏やかなそしてバスクリンみたいなブルー!!!うとぅくしい!
↑バンダネイラはナツメグ発祥の地とされていて、オランダやポルトガルのスパイス利権争いに巻き込まれた島。至るところにナツメグの樹が生えていて常に実がなっています。
中の赤い部分をむいた中心の黒い部分を乾燥させて香辛料としてのナツメグに。赤い部分はお料理に、外の果実部分は砂糖を加えてジャムにするそうです。
↑オランダ要塞跡のある高台から臨むグヌンアピ(写真右の山)。最後に大噴火したのは1988年だそ…え…30年前じゃん!つい最近じゃん!w
火山の噴火で周辺のサンゴはめためたに壊滅しましたが、わずか30年で劇的に回復しているそうな。これはスノーケリングツアーが楽しみだよ。
↑スパイスツアーを終えてホテルに戻ったのが午後4時過ぎ。日没までにまだ時間があったので島をお散歩。
もうね、島のどこを歩いてもコロニアルだらけ。コロニアル好きな方が来たら萌え死にしそう、トモ先生はすでに何回も萌え死んでいます。
↑夕食はホテルで用意できるとのことだったのですが「長テーブルに宿泊客が仲良く座ってみんなで楽しくおしゃべりしながらブッフェディナー」というので、そうゆうの苦手なトモ先生は丁重にお断り。
近所の屋台が美味しそうだったので入店、しようと思ったけど店内満席だったので外の縁台で食べることにw
↑夕暮れの変わりゆく空の色を楽しみながら懐かしいタイプのナシゴレンを。千切りキャベツたっぷりの辛口ナシゴレンは、なんだかバリ島の安食堂を思い出します。
↑ナシゴレンだけじゃ足りなかったので、Mie Bakso Ikanという、魚のつみれ団子が入った汁そばを追加オーダー。うーん、おいちい!
今日はなんだか運に恵まれてすごいラッキーだけど、残念ながら明日このホテルをチェックアウトしないといけないんだよね。
ま、でも、明日のことは明日考えます☆