【マレーシア】猫とコロニアルの街〜クチン市内観光①

こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。

7月の話になるのですが、ボルネオ島にあるマレーシアのサバ州とサラワク州を周遊旅行してきました。

旅の最後の滞在地であるサラワク州の州都クチン。「Kuching=猫」ということから街中にはたくさんの猫のオブジェや猫博物館があり、世界の猫好きさんが集結する年に一度の猫祭りなどかなり猫推しの街。

他にも、東南アジア屈指のグルメタウンとの評価やコロニアル様式の歴史的建造物群など、地味な印象のクチン市内にもけっこう見所があります。

ここでは、2回に分けてコロニアル様式の建築を中心としたクチン市内観光をお届けします。

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【マレーシア】猫とコロニアルの街〜クチン市内観光②
【マレーシア】猫とコロニアルの街〜クチン市内観光②
2019.10.17
マレーシア・サラワク州の州都クチン。市内に残る植民地時代のコロニアル様式の建物を中心に訪ね歩きました。...

↑クチン市内観光②はこちら↑

最初に歩いたルートはこの順番です。クチンはサラワク川を隔てて北クチンと南クチンに別れており、今回は南から北クチンにかけて。

  • 猫の石像
  • 華人歴史博物館
  • スクエアタワー
  • アスタナ宮殿
  • マルゲリータ砦&ブルック・ギャラリー

ホテルに荷物を預けて市内観光スタート。初めてやって来たクチンですが、マレーシアの歴史ある他の街と同じようにコロニアル、中国、インドなど様々な香りを感じる街並みです。

まず最初に訪れたのは猫の石像。世界各国の観光客がここをバックに記念撮影するほど有名な場所です。

近寄ってよーく見ると猫ちゃんたちはラブリーって感じではないのですがw 猫の街を象徴する石像です。

次はサラワク川沿いに整備されたウォーターフロントを歩きます。ベンチがたくさん設置されているので地元の人も観光客も楽しそうにくつろいでいます、ベンチ大事。

ここは1993年にオープンした華人歴史博物館/Muzium Sejarah Cina。1912年に建てられた中国人商工会議所の建物を利用しています。

  • 名称: 華人歴史博物館
  • 開館: 9:00-16:45(月-金), 10:00-16:00(土日)
  • 料金: 寄付制

クチンはサラワク州の州都ですが、ウォーターフロント周辺は交通量がさほど多くなく観光客も歩きやすい。歩きやすい街並み大事。

この建物はSarawak Steamshipという1875年創業の海運会社の旧オフィス。現在はレストランとして利用されています。

ウォーターフロントに建つのは1879年に要塞として建てられたスクエアタワー/Square Tower。現在はイベントホールとして使われているようですが、訪問時は内部を見学することはできませんでした。

サラワク川に架かる近代的なゴールデン・ブリッジ/Golden Bridgeと、写真右手の黄金に輝くお寺のような建物はサラワク州議会議事堂/Bangunan Dewan Undangan Negeri Sarawak Baru。

ゴールデン・ブリッジを渡って北クチン側へ行ってみましょう。手すりがちょっと低めなので高所恐怖症のトモ先生にはかなりの苦行なのですが、橋の途中に休憩スペースがあり警備員さんもいるので安心です。

北クチン側に到着してすぐ左手には、1870年に建造された当時の王宮であるアスタナ宮殿/Astana Negeri Sarawakがあります。現在はサラワク州知事の公邸となっていて中を見ることはできません、残念。

そしてアスタナ宮殿から汗をかきかき延々と歩いて、州政府事務所を通り過ぎ公園を通り過ぎて2km以上も歩いて…

ようやくマルゲリータ砦&ブルック・ギャラリー/Fort Margherita and Brooke Galleryに到着!ここは海賊から街を守るために1879年に建てられた砦。

建物の入り口に1880って書いてあるから、完成したのは1880年なのかな。

こちらは有料となっております。入館チケット(20リンギット=約520円)。

砦内は博物館になっていて、サラワク州の歴史に関する資料が展示されています。

クチンは1941年から1945年まで日本軍に占領されていた歴史もあることから、日本関連の展示物も多数。

砦の屋上からはサラワク川とクチンの街並みが一望できます。

  • 名称: マルゲリータ砦&ブルックギャラリー
  • 開館: 9:00-16:45
  • 料金: 20リンギット

そしてトモ先生、市内中心部からマルゲリータ砦までトータル3km以上歩いたのですが、実は近道があることを最後になって知りましたw

上記地図の赤線部分はGooglemap上は道が存在していないのですが、実は通り抜けできるんです。この写真の駐車場を通り抜けます。

駐車場を通り抜けたら川に向かって住宅街の中を歩きます。

すると川沿いに船着場発見。

渡し船(上記地図の青線)で対岸のヒルトンホテルそばまで。渡し船賃(1リンギット=約26円)

遠回りして迂回して3km以上汗かきながら歩いたのに、渡し船でたったの3分…。

ヒルトンホテルそばのこの船着場(BOYAN-GERSIK JETTY)から渡し船に乗ると、マルゲリータ砦まですぐに行けますよ。


クチンは意外にも見所がたくさんあるぞ。次回は南クチンのコロニアル建築を訪ね歩きます。

http://teacher-tomo.com/2019/10/17/malaysia-kuching-city-tour-2/