![【中国】世界遺産「開平楼閣と村落」を個人旅行で観光する②](https://i0.wp.com/teacher-tomo.com/wp-content/uploads/2020/01/DSCF3329.jpeg?fit=800%2C449&ssl=1)
こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
昨年の話ですが、2019年12月に中国へ行ってきました。
前回のブログ記事に引き続き、広東省・開平(Kaiping)にある世界遺産「開平楼閣と村落」を観光します。前回は開平の街をバスで出発し「立園」を観光しました。
ここでは、立園観光を後にして「自立村」という世界遺産の村の散策、そして観光後に開平の街へ戻るところまでをお届けします。
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立園から自立村までは無料シャトルバスで移動します。1日の運行本数が5-7本と少ないので、シャトルバスの時刻表に合わせて動くと効率的かと思います。
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名称: 自力村碉楼群
場所: 江门市开平市塘口镇
電話: (0750)2679788
開園: 8:30-17:30
【午後13:30】
シャトルバスは10分ほどで自力村の駐車場に到着。
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こちらが自力村の入口。チケットを持っていない人はここで購入します。トモ先生はすでに立園で共通チケットを購入しているのでチケットを見せるだけで入場。
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でも…移動や観光に手一杯で朝から何も食べていないからお腹ペコペコ…何か空腹を満たすものはないかと入口そばの売店へ。
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茹で落花生入りのホカホカの粽(ちまき)が売っていたので即購入w むっちりとした口当たりに優しい醤油味が美味しい。
粽(8元=約130円)
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お腹が落ち着いたので散策開始。他の観光客と一緒に道なりに歩きます。
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すると立園の時と同じように「最適な遊覧コース」という日本語表示があるのでサインに従ってさらに奥へ。
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のどかな風景をしばらく歩きます。ここは普通に村内に住人がいるので、立園のようなテーマパーク感はありません。
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自力村の案内図。主要ポイントだけであればそんなに疲れるほど歩き回ることはなさそうです。
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では入村。各案内サインに日本語表示(全てではない)があるのはとてもうれしいですね。
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村内を歩くと写真撮影に最適っぽい蓮池に出ました。季節的なのか蓮の花は咲いていませんでしたが。
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ここ自力村は、世界遺産に指定されている4ヶ所の村落(自力村、馬降龍、錦江里、赤坎鎮)の中で一番観光がしやすくポピュラーということで観光客でとてもにぎわっています。
トモ先生は全然気にならないんだけど、「風景や建物の写真に他の人が写り込むのは嫌!」というタイプの方はストレスがたまるので朝イチに行くのがいいと思いますよ。
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村内にはいたるところに写真のようなサインが設置されているので迷子になることはほとんどないと思います。トイレの場所も事前に知りたいですよね。
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それではまず「銘石楼」という楼閣へ入ってみます(写真右)。アメリカ華僑の方潤文さんが1925年に建てた5階建の楼閣です。
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ここは5階建ての楼閣(本宅)の他に1階に離れがありました。離れは台所と農作業器具置き場。
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本宅の建物入口には日本語解説があるので熟読してから中へ。
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1階は西洋的な雰囲気は薄いですね。でも楼閣ひとつひとつに主人の好みと思いが込められていて興味深いです。
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階段を使って上へ上へ。ここはリビングルームかな?
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ここは寝室。当時の家具などがそのまま展示されていてなんだか今すぐ住めそうな雰囲気。
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ここは第一屋上とでも言えばいいのかな。建物の四隅には覗き穴があって、そこから外部の敵を(銃などで)攻撃することができたそうです。ヨーロッパ的な柱の装飾がステキ。
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そして屋上。柵の高さが低いのとこの日は風がめっちゃ強かったのとで、高所恐怖症のトモ先生はビクビクのドキドキでしたw あまり建物の端まで行くと本当に危ないので気をつけてください!
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でもここは抜群の撮影スポット。画像検索したりするとよくこの位置からの写真がヒットします。実際に来て見るとやはり感動。
のどかな田園風景の中にいくつも建つコンクリート造りの西洋(風)建築。なんだかドラクエの世界ですねw
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内部には入れないもののステキデザインの楼閣は他にもたくさんあるので、のんびり散策すると楽しそうです。
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【午後14:50】
来た道を戻り出口へ。1時間ちょっとの散策でしたが十分満足できました。
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帰り道なんですけど、自力村から開平の街へ戻る時は、路線バスのバス停までの約1.3kmを歩かねばなりません。無料シャトルバスを利用する場合、立園へ行く途中に路線バスのバス停を通るものの途中停車はしてくれないそうです。
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【午後15:10】
約1.3km歩いて「自力村路口」というバス停に到着。歩く速度にもよりますが、自力村の駐車場から大体15-25分というところでしょうか。
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【午後15:15】
ラッキーにもほとんど待つことなくバスがやってきました。ここで617番のバスに乗り開平の街へ戻ります。
バス(6元=約100円)
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帰りは中国人観光客でけっこうにぎわっていました。
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【午後16:00】
自力村から約45分で開平中心部の「华润万家」バス停に到着。
いかがでしたか。世界遺産に指定されている全てのポイントを1日で回るには車をチャーターする必要があるし、バスで安く回るなら2日は必要という開平。トモ先生はサラッと楽しめればよかったので、ポピュラーな「立園」と「自力村」の2ヶ所に絞りましたが十分満喫しました。
路線バスがとても信頼できるので(定時運行、運賃、安全運転、バス停の分かりやすさなど)、個人旅行でも簡単に楼閣観光することができましたよ。