【コロナ帰国②】羽田空港での検疫(PCR検査)から自宅待機まで

こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。

先日、トータルで8年半暮らしたタイ・バンコクに別れを告げ日本へ本帰国しました。

現在、新型コロナウイルス対策で各国の移動制限や出入国制限が行われていますが、ここではバンコクから到着した羽田空港での検疫(PCR検査)の流れや、自宅待機のため帰宅するまでをお伝えします。

*2020年4月30日現在の情報です。

機内にて

バンコクから羽田へ向かう全日空NH850便は座席数246席ですが乗客は30名ほど。

隣に誰もいないのでゆったりとはできますが、新型コロナウイルスの影響でここまで空いていると逆に落ち着きません。

客席内の空気は3分で循環されるということで不安はありませんでしたけどね。

飛行機が離陸する前に何枚もの書類が配られました。羽田空港に到着してからの検疫に関する書類です。

これは厚生労働省・検疫所からの質問書。

検疫所からのお知らせ。

待機場所や滞在期間に関する申告書。

LINEアプリ等を活用した健康確認同意書。

LINE登録方法に関する資料。

*登録をするとLINE経由で健康確認の連絡が来るとのことだったのですが…特に何も…まだきちんと運用されていないのかな…。

これはいつも配られる携帯品・別送品申告書。

羽田空港へ到着

【早朝5:00】
定刻よりかなり早く羽田空港へ到着。機内で5分ほど待機してから案内に従って機外へ。

要所要所に空港職員さんだか厚生労働省職員さんだか警察の人だか自衛隊の人だかが立っていて、ほんのりと物々しい雰囲気にドキドキしながら歩きます。

乗客は143番ゲートの搭乗待合室に間隔を空けて座るように案内されました。

ここで検疫(PCR検査)や待機のことについての説明を受けました。ここからは全ての検疫が終わるまで写真撮影禁止、動画撮影禁止、録音禁止とのこと。

説明が終わった後、検疫後に自宅にて待機する人から順番に次へ進みます。

ゲートのカウンターで記入した書類のチェックを受け、青色のカードを受け取ります。

移動

通路に設置されたパーティション内でPCR検査。

PCR検査

PCR検査は鼻に長い綿棒のようなものを挿入し奥の粘膜を採取するもの。出血したり痛みが強いなどという口コミを読んでビクビクしていたのですが、実際には痛みは全くなく10秒ほどで終了しました。


移動

別のカウンターで再び書類のチェックを受け青色のカードを担当者に渡します。

徒歩での帰宅について
  • PCR検査後、検査結果を自宅で待つ場合は自宅まで公共交通機関を利用することはできません。
  • 羽田空港から自宅まで「徒歩」での帰宅を申請したところ、自宅までのおおよその所要時間、スーツケースなど大きな荷物の有無、ホテル予約の有無、体力的に長距離歩行が問題ないか、などの質問を受け最終的に許可されました。
  • 具体的なルールはなさそうでしたが、東京23区南部、川崎市南部、横浜市東部あたりに自宅があれば徒歩での帰宅が許可されそうな感触でした。
PCR検査終了からの入国審査と荷物受け取り

検疫終了後、写真のようなピンクの紙を渡され入国審査を受けます。

入国審査終了後、スーツケースを受け取ろうとしたらバゲージタグにANA羽田空港係員さんたちからの手書きのメッセージがくっついていました。ジーンときました。

【朝6:05】
羽田空港到着からおおよそ1時間で税関を抜け到着口へ。

大きなスーツケースが2つあったので、空港から宅配で自宅へ送り手荷物だけの身軽な姿になりました。

徒歩で羽田空港を出発

【朝6:30】
羽田空港第3ターミナル(国際線ターミナル)ビルの外に出ました。

ここからGooglemapを頼りに帰宅します。

きちんと歩道が整備されており人通りもほとんどないので安心して歩くことができます。

春の暖かい多摩川沿いを歩いて3時間ほどで帰宅しました。

そして2日後、東京検疫所からメールが届きPCR検査結果「陰性」の判定を受けました。

現在は自宅にて14日間の自宅待機中です。

これから羽田空港へ到着される方への参考になれば幸いです。

*2020年4月30日現在の情報です。

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