![【台湾】高雄市内観光②〜コロニアル様式の建築を訪ねて](https://i0.wp.com/teacher-tomo.com/wp-content/uploads/2019/12/DSCF2943.jpeg?fit=800%2C533&ssl=1)
こんにちは、トモ先生(@teacher_tomo)です。
11月の話になるのですが、バンコクで開催されたASEAN首脳会議の関係で突然仕事が4連休に。これはチャンスだということでw 久しぶりの台湾へ行ってきました。
台北からの深夜バスで朝に高雄へ到着したトモ先生。まずは台湾糖業博物館(橋頭糖廠)をゆっくり観光してから、老舗の鴨肉珍で有名なアヒルご飯ランチ。
午後は高雄市内に残る、主に日本統治時代のコロニアル様式の建物を中心に訪ねます。
- 旧打狗駅故事館
- 高雄武德殿振武館
- 打狗英国領事館と領事館官邸
- 永安發 (原黃氏古宅)
- 高雄市立歴史博物館
- カトリック高雄教区ローズ聖母聖殿大聖堂
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まず最初に訪れたのは、MRT西子灣站2番出口目の前にある「旧打狗駅故事館」。
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日本統治時代の1900年に建てられた打狗停車場は、現在鉄道の歴史展示館的な施設になっています。なんだかノスタルジックな雰囲気。入場無料です。
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屋外にはいくつか車両が展示されています。写真の蒸気機関車は1929年に製造されたDT609号。車両内部には入れませんが自由に見学ができます。
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旧打狗駅故事館を後にして住宅街の中を歩いて行きます。この通り(登山街)は交通量が多くてけっこう歩くの怖かったw
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そして右手に見えて来たのが「高雄武德殿振武館」。
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ここは日本統治時代の1929年に建てられた武道場で、改修され現在も利用されています。トモ先生が訪れた時は地元の子どもたちが剣道の練習をしていました。
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それでは海に向かって歩きましょう。鼓山マリーナに掛かる橋を渡って。
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西子湾風景区という海を見渡せる遊歩道へ。景色はいいけど暑いのですぐに退散w
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西子湾風景区の山側にある階段をズイズイと上って行くと次の訪問スポットがあります。
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長い階段をしばらく上ってたどり着いたのは「打狗英国領事館官邸」。
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入館料(99元=約360円)を払うと、日本語のパンフレットや日本語観光マップももらえます。
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これは1864年に建てられたレンガ造りの建物で、1867年から1925年までイギリス領事館官邸として利用されていました。後述のイギリス領事館とともに台湾に現存する最古の西洋建築物だそうです。
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館内には展示室やショップが入っていますがそこまで興味を引くものはないかな…。
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ここはインスタスポットらしく、地元の若い娘さんたちが三脚片手にかなり本格的な撮影会をしていました。
眺めの良いカフェでは本格的なアフタヌーンティーなどもいただけるので、ここでランチにしてもいいかもね。
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旧イギリス領事館官邸から望む高雄市内の景色。週末は夜21:00まで開館しているので、ここで夜景を楽しむのもステキだよね。
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敷地内の階段を下りるともう一つの西洋建築がありました。この白亜の建物は「打狗英国領事館」。山頂のレンガ造りの建物が旧官邸で、こちらは旧領事館なんですね。
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こちらも館内は展示室や土産店になっていますが、あまり興味を引かないなあ…建物はステキなんだけど。
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次はさっき通った鼓山マリーナからフェリーに乗って対岸の旗津というところへ向かいます。現金だと大人片道30元ですが、悠遊カード(交通カード)を使うと20元。
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フェリーは地元の人の足なのでピストン輸送で頻繁に運航しています。
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10分ほどの短い船旅ですが風が気持ちいい。
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対岸の旗津に到着。フェリーターミナルの目の前が旗津老街という通りになっていて、海産物やシーフードBBQを売るお店が並んでいます。
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そしてお目当の建物は写真のこの細い路地を奥に入って行きます。
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この電柱が目印。
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10mほど奥へ入って行くとすぐ右側に何やら古い建物があるよ!
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この古いレンガ造りの建物は「永安發 (原黃氏古宅)」。
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100年以上前に建てられた個人の民家で、現在はアートギャラリーなどとして利用されている(もしくは計画)そうです。
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そろそろ日が傾いて来たので急ぎましょう。次にやって来たのは「高雄市立歴史博物館」。
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日本統治時代の1939年に、日本の清水建設によって建てられた高雄市役所庁舎。現在は歴史博物館として利用されています。入館無料。
西洋と和がミックスされたような、不思議な魅力を持つ建物です。
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うわー日没が近づいて来たー急げー。市内を流れる愛河沿いにはお花がたくさん。
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この日最後に訪れたのは「カトリック高雄教区ローズ聖母聖殿大聖堂(前金天主堂)」。
1859年にカトリック修道会によって建設された台湾最大の大聖堂で、台湾カトリック発祥の地とされています。ゴッシク様式のステキカテドラル。
トモ先生が高雄を訪れた11月上旬の日没時刻は17:25。お昼から観光を開始してけっこう駆け足で各スポットを巡りましたがやはり時間が足りませんでした…。
あらかじめ目星を付けたスポットだけではなく、市内を散策していて偶然の発見なんかもあったりしますよね。やはり丸二日間時間があるとゆっくり建築を訪ね歩くことができると思います。